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神風の伊勢の浜荻折り伏せて旅寝やすらむ荒き浜辺に

作者:碁檀越(ごのだんおち)の妻 出典:[万葉集4]500/503
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.127

「や」は係り助詞。

大野晋の説明:「や」は本来間投助詞だから、どこにでも放りこめるものだったが、「か」がだんだん古めかしくなってきて使い方が限られるようになると、その位置に「や」が入った。「や」は奈良時代には、見込みのあることに使ったから、「あなたは浜風の荒い浜辺に旅寝をしてお出ででしょうね」とういことになる。
「神風の」は「伊勢」の枕詞。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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