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世にふるも更に宗祇の宿り哉

作者:芭蕉 出典:[虚栗]
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.350

詞書:「手づから雨のわび笠をはりて」。
安藤次男は「前書がなければこの句に俳はない」と断じていて (文春文庫『芭蕉百五十句』p.283) そのこと自体には反論しづらいが、前書き込みで俳味があれば、そうするのが正しい味わい方なのではあるまいか。宗祇の句も二条院讃岐の歌も、当然のこととして文彩的借景とすべきだろう。
世にふるは苦しきものをまきの屋にやすくもすぐる初時雨かな (二条院讃岐 [新古今和歌集6]590)」
世にふるもさらに時雨の宿り哉 (宗祇 [新撰菟玖波集20]3801)」

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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