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近江のや毛野の若子い笛ふきのぼる

作者:未確認又は該当情報なし 出典:[日本書紀17]継体天皇24年10月
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.12, p.266
「毛野」の読みは「けな」、「若子」の読みは「わくご」。

『日本語で一番大切なもの』p.12 での引用形は「近江のや毛野の若子い笛ふきのぼる」。
『日本語で一番大切なもの』p.266 での引用形は「近江のや毛野の和倶吾い笛ふきのぼる」。

奈良時代初期、「や」は間投詞で、歌謡の際に調子をとるためのものだった。

この「近江のや」を覚えていて、藤原俊成は「近江のや坂田の稲をかけつみて道ある御代のはじめにぞつく (藤原俊成 [新古今和歌集7]753)」を作ったのだろう。

参考 ([日本書紀17]継体天皇24年10月):枚方ゆ笛吹きのぼる近江のや毛野の若子い笛吹きのぼる (岩波文庫『日本書紀3』p.208) 。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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