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何となく、
今年はよい事あるごとし、
元日の朝、晴れて風なし。

作者:石川啄木 出典:『悲しき玩具』
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.379

不存在の「なし」の用例。丸谷才一によれば、王朝和歌だけでなく、石川啄木でも陳述の意味の「なし」は使われていない。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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