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紀の国や由良の湊に拾ふてふ玉さかにだにあひみてしかな

作者:藤原長方 出典:[新古今和歌集11]1075
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.251

「せめて...だけでも」を意味する「だに」の用例。「せめてたまにだけでも会いたい」。「拾ふ」の訓は「ひろふ」。
妹がため玉を拾(ひり)ふと紀の国の由良のみ崎にこの日暮しつ (藤原卿 [万葉集7]1220/1210)」の本歌取り。「拾ふ」の訓は「ひりふ」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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