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行春や鳥啼き魚の目は泪

作者:芭蕉 出典:[奥の細道]千住旅立ち
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.74, p.75

俳句の切字「や」の例。p.75 では「行春や」の形で引用されている。

参考 ([奥の細道]千住旅立ち):
彌生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、月は在明にて光おさまれる物から、不二の峰幽かにみえて、上野谷中の花の梢又いつかはと心ぼそし。むつましきかぎりは宵よりつどひて、舟に乗て送る。千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそゝく。
  行春や鳥啼魚の目は泪
是を矢立の初として行道なをすゝまず。人々は途中に立ならびて、後かげのみゆる迄はと見送なるべし。
岩波文庫『奥の細道』p.10

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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