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向つ岡の若楓の木下枝取り花待つい間に嘆きつるかも

作者:不詳 出典:[万葉集7]1359/1363
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.316

「い」の本義は「これ」と解釈することができる。「向つ岡の-若楓の木-下枝取り」の訓は「むかつをの-わかかつらのき-しづえとり」。
「向かいの岡から採ってきた若楓の木の下枝の花が咲くのを待っている、この今、私は溜息をついてしまった」。

参照:「青柳の糸の細しさ春風に乱れぬい間に見せむ子もがも (作者不詳 [万葉集10]1851/1855)」

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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