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天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも

作者:阿倍仲麻呂 出典:[古今和歌集9]406
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.22

『日本語で一番大切なもの』での説明の要旨:『古今和歌集』 (阿倍仲麻呂没後130年後に撰進) に載っている詠嘆の「かも」の用例。平安時代には、「かも」は疑問を表わすために用いられ、例外的に「詠嘆」を表わすのは、少し古い歌か、古風を真似した歌だけだった。アーサー・ウェイリーと黒川洋一は、この歌が阿倍仲麻呂の作ではなく、仲麻呂の漢詩をもとにして後人が作ったものだと推定している。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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