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おのがつま恋ひつつ鳴くやさ月やみ神なび山の山ほととぎす

作者:読人しらず(後鳥羽院) 出典:[新古今和歌集3]194
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.81

「おのがつま恋ひつつ鳴くや」。助詞「や」の用例。自問している気配が強い。むしろ切字の「や」に近く、場面を設定して、それを投げ出している風がある。
「さ月やみ」は「さみだれが降って、空が暗いこと」。「神なび山」は「神社のある山」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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