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大原や蝶の出てまふ朧月

作者:丈草 出典:『炭俵』
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.73

俳諧の切字「や」の例。地名+「や」の形。この「大原」は歌枕だが、俳諧の切字は歌枕以外のものにも付くようになる。「大原や小塩の山も今日こそは神代のことも思ひ出づらめ (在原業平 [伊勢物語]76/[古今和歌集17]871)」及び「下京や雪つむ上の夜の雨 (凡兆 [猿蓑])」参照。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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