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紅の色も移ろひ ぬばたまの黒髪変り 朝の笑み 夕べ変らひ

作者:大伴家持 出典:[万葉集19]4160/4184
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.269

「の」の用例。「ぬばたまの黒髪」は「ぬばたま」と云う属性を持った黒髪を意味する。

[万葉集19]4160/4184
天地の 遠き初めよ 世間は 常なきものと 語り継ぎ 流らへ来たれ 天の原 振り放け見れば 照る月も 満ち欠けしけり あしひきの 山の木末も 春されば 花咲きにほひ 秋づけば 露霜負ひて 風交り もみち散りけり うつせみも かくのみならし 紅の 色もうつろひ ぬばたまの 黒髪変り 朝の笑み 夕変らひ 吹く風の 見えぬがごとく 行く水の 止まらぬごとく 常もなく うつろふ見れば にはたづみ 流るる涙 留めかねつも (大伴家持 [万葉集19]4160/4184)

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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