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わびぬれば身を浮草の根を絶えてさそふ水あらばいなんとぞ思ふ

作者:小野小町 出典:[古今和歌集18]938及び仮名序
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.333

「を」の用例。『日本語で一番大切なもの』中に解は見当たらないので、私なりのものを付けておく:「我が身の上は、浮草と同じに根のない『憂き暮し』をしていて、心細いのですが、浮草である以上、誘ってくれる水があるのなら、そこに流れ去ろうと思います」。已然形 + 「ば」だが、単純な順接ではなく、気分に一旦「溜め」がある。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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