« かくしつつ遊び飲みこそ草木すら春は生ひつつ秋は散りゆく | トップページ | かくなんとあまの漁火ほのめかせ磯辺の波の折もよからば »

斯くしつつ在らくを好みぞたまきはる短き命を長く欲りする

作者:安倍広庭 出典:[万葉集6]975/980
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.105

終助詞「ぞ」が倒置されて強調表現になっている例。こうした言い方から、係結びが発生していった。「在らく」はアク語法で「斯くしつつ在らく」は「こうしていること」。
「こうしていることが楽しいからだよ。短いものである命を長くあれと望むのは」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

|
|

« かくしつつ遊び飲みこそ草木すら春は生ひつつ秋は散りゆく | トップページ | かくなんとあまの漁火ほのめかせ磯辺の波の折もよからば »

『日本語で一番大事なもの』」カテゴリの記事

日本語/和文」カテゴリの記事

詩/文藝」カテゴリの記事

読み物・書き物・刷り物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40172/40437892

この記事へのトラックバック一覧です: 斯くしつつ在らくを好みぞたまきはる短き命を長く欲りする:

« かくしつつ遊び飲みこそ草木すら春は生ひつつ秋は散りゆく | トップページ | かくなんとあまの漁火ほのめかせ磯辺の波の折もよからば »