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秋はきぬ紅葉はやどにふりしきぬ道ふみわけてとふ人はなし

作者:読人しらず 出典:[古今和歌集5]287
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.205

助詞「は」には主題を提示すると云う役割がある。
この文の仕組みは、「秋は (どうしたのかと言うと) やってきた」、「紅葉は (どうしたのかと言うと) 宿にふりしいている」、「それなのに道ふみわけてとう人は (どうしたのかと言うと) 誰もいない」

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

補足
『古今和歌集』中の次歌:
ふみわけてさらにやとはむもみぢ葉の降りかくしてしみちと見ながら (読人しらず [古今和歌集5]288)

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