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昨日見て今日こそへだて吾妹子がここだくつぎて見まくしほしも

作者:不詳 出典:[万葉集11]2559/2564
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.175

「こそ」による係結びの例。「昨日会って、たった今日一日隔たっただけのことで、こんなにも絶え間なく妻に会いたくなるのだね」。単に論理的に言うなら、「昨日見て今日へだつれど」とするだけでよい。「こそ」が、たった一日のことだけれど、気持ちが切迫していることを表わす。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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