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もとなし恋ば

作者:大伴坂上郎女 出典:[万葉集4]723/726
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.323

「し」の使用例。下に条件句が来ることが多いが、そうした例。「もとな」は「とめどもなく」、「みだりに」の意。
常世にと 我が行かなくに 小金門に もの悲しらに 思へりし 我が子の刀自を ぬばたまの 夜昼といはず 思ふにし 我が身は痩せぬ 嘆くにし 袖さへ濡れぬ かくばかり もとなし恋ひば 故郷に この月ごろも 有りかつましじ (大伴坂上郎女 [万葉集4]723/726)」

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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