« 駒なめていざ見にいかむ故郷は雪とのみこそ花はちるらめ | トップページ | これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 »

これ一つやは君が憂き節

作者:紫式部 出典:[源氏物語]帚木
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.207

「や」と「は」が連合した「やは」の例。「あなたのことがいやだと思う点はこれひとつだろうか?」と云うことで、話し手の方には「そうじゃないだろう」と云う見込みがある。

左馬頭の嫉妬深い女との体験談中で、左馬頭が詠んだ歌 (直前に左馬頭を女に指を噛まれている。その指を曲げながら女のもとを去る)。「手を折りて相見し事を数ふればこれ一つやは君が憂き節 ([源氏物語2]「帚木」)」岩波文庫『源氏物語(一)』[帚木] p.57。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

|
|

« 駒なめていざ見にいかむ故郷は雪とのみこそ花はちるらめ | トップページ | これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 »

『日本語で一番大事なもの』」カテゴリの記事

日本語/和文」カテゴリの記事

詩/文藝」カテゴリの記事

読み物・書き物・刷り物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40172/40451672

この記事へのトラックバック一覧です: これ一つやは君が憂き節:

« 駒なめていざ見にいかむ故郷は雪とのみこそ花はちるらめ | トップページ | これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 »