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梓の弓の加奈弭の音すなり

作者:中皇命:間人老 出典:[万葉集1]3
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.244

伝聞の助動詞「なり」は「音がするのが聞こえる」の意。
やすみしし 我が大君の 朝には 取り撫でたまひ 夕には い寄り立たしし み執らしの 梓の弓の 中弭の 音すなり 朝猟に 今立たすらし 夕猟に 今立たすらし み執らしの 梓の弓の 中弭の 音すなり (中皇命:間人老 [万葉集1]3)」。
「加奈弭(かなはず)」部分の読みは、テキストによりいろいろ。「中弭」(矢の筈を入れる弦の部分)、「鳴り弭」(針金で音を出す仕組み)、「金弭」(金属製の弭)。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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