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石根踏み夜道行かじと思へれど妹に依りては忍びかねつも

作者:不詳 出典:[万葉集11]2590/2595
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.147

已然形「思へれ」に「ど」が付いている例。古い時代なら「ど」はなくて「思へれ」だけでもよかった。「ど」がないと、歌の柄が古びる。
「岩場の夜道を行ったりはすまいと思っていたけれど、あの人に心が引き寄せられて我慢が出来ませんでしたよ」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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