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大船を荒海に漕ぎ出弥船たけわが見し児らが目見は著しも

作者:古歌集に出づ 出典:[万葉集7]1266
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.143

大野晋の説明と解:「たけ」は動詞「たく」の已然形。「たく」は、手を働かせること。「手でもって手綱をとる」、「櫓を漕ぐ」、「髪の毛を櫛ですく」は、みな「たく」と云う動詞を使う。「大船で荒海に漕ぎ出し、いよいよ船を漕ぐけれど、私が会ったあの女の子の顔つきが目の前をちらついて消えない」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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