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君が行日長くなりぬ奈良路なる山斎の木立も神さびにけり

作者:吉田宜 出典:[万葉集5]867/871
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.232

助詞「も」の用例。

大野晋の説明:「も」はもともと不確定・不確実を表わしたので、その下は否定的表現になることが多い。この引用文では「山斎(しま)の木立も神さびにけり」と肯定的表現だが、「神さびにけり」というのは、本来悪い、マイナスイメージの内容で、そうした場合「も」が付くことが多い。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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