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言ふさへ涙がこぼるゝぞや

作者:近松門左衛門 出典:卯月の紅葉
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.425

「ぞ」から「が」への移行は、江戸時代に入ると確立する。「涙がこぼるゝ」は、連体形終止になっている。

参考 ([卯月紅葉]):
意見をすればいぶりを出し 商ひは袖にして。小路隠れの 家出のとゥ聞く度ごとに 此の叔母が。胸には釘を打つごとく。言ふさへ涙がこぽるゝぞや。 岩波文庫『曾根崎心中・冥途の飛脚・他五篇』 p.76

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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