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松が根の岩田の岸の夕すずみ君があれなと思ほゆるかな

作者:西行 出典:山家集/[玉葉和歌集14]1939
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.304

大野晋の説明:破格だが、「君があれな」は、「きみがあらば(イイノニ)と思ほゆるかな」と解釈できる。
詞書:夏野へ參りけるに岩田と申す所に涼みて下向しける人につけて京へ同行に侍りける上人の許へ遣しける

『新古今』歌人としては「あれな」の利用は西行に特徴的。参考:
あはれとて人の心のなさけあれな数ならぬにはよらぬ嘆きを (西行 [新古今和歌集13]1230)
さびしさに堪へたる人のまたもあれな庵ならべん冬の山里 (西行 [新古今和歌集6]627)

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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