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宵々に君をあはれと思ひつつ人にはいはで音をのみぞ泣く

作者:藤原実頼 出典:[新古今和歌集14]1234
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.122

「夜ごとにあなたを可哀想だな可哀想だなと思いながら、口に出すことができないで自分だけで泣いているんですよ」。この歌の前に、何かあって、それに対する言い訣。この「宵々」を逆手にとられて「君だにも思ひ出でける宵々を待つはいかなる心地かはする (読人しらず [新古今和歌集14]1235)」と切り替えされてしまった。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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