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こと降らば袖さへぬれて通るべく降りなむ雪の空に消につつ

作者:不詳 出典:[万葉集10]2317/2321
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.272

「同じ」を意味する「こと」の用例。「こと降らば」は、「同じふるなら」の意。
これは女の人の歌で、男が来て泊まっている。それで、大雪が降ってくれれば、私の愛する人は家に帰れないでもう一晩泊まって行ってくれると云うのに、「同じ降るなら袖まで濡れ通るほど降ってほしいと思っている雪が中空で次から次へと消えて行く」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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