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ヤア虎が涙のしるしが見えて、空が曇つた

作者:近松門左衛門 出典:心中刃は氷の朔日
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.425

「ぞ」から「が」への移行は、江戸時代に入ると確立する。「空が曇つた」も、そうした一例。([ゑ]注:この例は連体形終止がハッキリしていないようだ。)

「虎が涙」:陰暦5月28日に降る雨。愛人曾我十郎祐成の討ち死にを悲しむ大磯の遊女虎御前の涙が雨となって降ると伝える。虎が雨。曾我の雨。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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