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今はとてかへす言の葉拾ひおきておのがものから形見とやみむ

作者:源能有(みなもとのよしあり, 近院右大臣) 出典:[古今和歌集14]737
中公文庫版『日本語で一番大切なもの』p.355

「ものから」の用例。「なるほど確かに自分のものではあるのだけれど 」と云う語感。

前に送った恋文、女と別れるので返された時の歌。「これが最後だというのであなたが返してくれた言の葉 (手紙に書いてある恋の歌) を「(言の葉にかけて)拾いおきて」、自分がつくったものであるけれど、あなたを思い出すよすがとしてとして大事にしまっておこう」。

本記事は、極めて長文である [nouse: 大野晋・丸谷才一『日本語で一番大切なもの』引用文索引] (2008年3月1日[土]) から同一引用文に係る項目を分離独立させたもので、内容に実質的な変化はない。

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