« 一次信頼性理論? | トップページ | 韓国語版ウィキぺディア [김치 (キムチ)] 訳文 »

[幽明録 天台二女] に就いて:太平広記[幽明録]逸文[劉晨阮肇入天台]テキスト

キーフレーズ [幽明録 天台二女] でこのサイト (nouse) を訪問された方がいらしたようだ。これは、[nouse: 元好問「玄都觀桃花」。あるいは、老生、煩悶しながらバーミヤンで麻婆豆腐を食べること:「非関水雨能留客」か「非関小雨能留客」か?] (2006年12月4日) で書いた

表題の[玄都觀(玄都观)]は、唐の都長安にあった[観](道教施設)。第1句「前度劉郎」は中唐の詩人、劉禹錫(刘禹锡)を指す。「前度劉郎」は、失敗した政治革新に連なったため貶せられて朗州司馬になっていた彼が、居ること九年で長安に戻り、[玄都觀]を訪れた時に詠んだ詩「遊玄都觀: 紫陌紅塵拂面來,無人不道看花回。玄都觀裏桃千樹,儘是劉郎去後栽」と、この詩が原因で彼が忌避され、再度の左遷で連州刺史の生活を十数年した後に、長安に呼び戻され、再び[玄都觀]に遊んで詠んだ「再遊玄都觀: 百畝庭中半是苔,桃花淨盡菜花開。種桃道士歸何處, 前度劉郎今又來」と詠じたことを踏まえる。「複阮郎」は、「前度劉郎今又來」が、実は[太平広記]に収められた[幽明録]逸文[劉晨阮肇入天台]([リップ・ヴァン・ウィンクル-浦島太郎]型の道教説話)を下敷きにしていることによる。詩人の姓が[元]であることも忘れてはなるまい。しかし、こうしたことは別の機会に書くことにしよう。

にヒットしたためだろう。そしてお探しのものは、上記文中の「[太平広記]に収められた[幽明録]逸文[劉晨阮肇入天台]」のことと思われる。

残念ながら、今は別のブログ原稿にかかっているため、更に他の文書をまとめる餘裕がないので、[元好問「玄都觀桃花」。あるいは、・・・] を書いた際に収集しておいた資料を、そのまま転記しておく。
(2007-12-27[木]補足:訳文を作成した。[nouse: [幽明録 天台二女] に就いて:訳文] を見られたい。)

劉晨、阮肇,入天台采藥,遠不得返,經十三日飢。遙望山上有桃樹子熟,遂躋險援葛至其下,?數枚,飢止体充。欲下山,以杯取水,見蕪菁葉流下,甚鮮妍。复有一杯流下,有胡麻飯焉。乃相謂曰:“此近人矣。”遂渡山。出一大溪,溪邊有二女子,色甚美,見二人持杯,便笑曰:“劉、阮二郎捉向杯來。”劉、阮惊。二女遂忻然如舊相識,曰:“來何晚耶?”因邀還家。南東二璧(南東二璧原作雨璧東壁,据明鈔本改。黃本作西璧東璧)各有絳羅帳,帳角懸鈴,上有金銀交錯。各有數侍婢使令。其饌有胡麻飯、山羊脯、牛肉,甚美。食畢行酒。俄有群女持桃子,笑曰:“賀汝婿來。”酒酣作樂。夜后各就一帳宿,婉態殊絕。至十日求還,苦留半年,气候草木,常是春時,百鳥啼鳴,更怀鄉。歸思甚苦。女遂相送,指示還路。鄉邑零落,已十世矣。(出《神仙記》。明鈔本作出《搜神記》。)
劉晨和阮肇,進入天台山去采藥,因為路遠不能回家,已經餓了十三天了。遠遠地望見山上有桃樹,樹上的桃子熟了,就躋身險境抓著葛藤到了桃樹底下。他們吃了几個桃子,覺得不餓了,身体充實了,想要下山。用杯取水時,看見有蕪菁葉流下來,很鮮艷。又有一個杯子流下來,里面還有胡麻飯。于是兩人互相安慰說:“這里离人家近了。”就越過山,出現一條大溪,溪邊有兩個女子,姿色很美。她們看見二人拿著杯子,就笑著說:“劉、阮二位郎君拿回剛才的杯子來了。”劉晨、阮肇都很惊訝。兩個女郎就高高興興地如舊相識一般,跟他們說:“怎么來晚了呢?”便邀請劉晨、阮肇跟她們回家。南邊東邊兩壁各有大紅色的羅織床帳,帳角上懸著金鈴。上面有用金銀雕嵌的綜橫交錯的花紋圖案交錯。兩個女郎各有几個侍奉的婢女使喚。吃的東西有胡麻飯、羊脯、牛肉,味道很美。吃完飯又喝酒。忽然有一群女子拿著桃子,笑著說:“祝賀你們女婿到來!”酒喝到盡興時就奏樂。晚上,劉晨与阮肇各到一個女郎的床帳里去睡覺,女郎嬌婉的情態特別美妙。住了十天,兩人請求回家,二女又苦苦留住了半年。從气候、草木情形看,當是春天的時節,百鳥啼鳴,使他們更怀鄉思,思歸更苦。女郎就送他們,指點回去的道路讓他們看清。他們回鄉以后,看到鄉邑已經零落,才知道已經過了十代了。
--太平廣記 卷第六十一 女仙六 [天台二女]

十五 劉晨阮肇入天台
  劉晨、阮肇入天台取穀皮,遠不得返。經十三日,飢。遙望山上有桃樹,子實熟。遂躋險援葛至其下,噉數枚,飢止體充。欲下山,以杯取水。見蕪青葉流下,其鮮新。復有一杯流下,有胡麻焉。乃相謂曰:「此近人家矣。」遂渡山,出一大溪。溪邊有二女子,色甚美。見二人持杯,便笑曰:「劉、阮二郎捉向杯來。」劉、阮驚。二女遂欣然如舊相識曰:「來何晚耶?」因邀還家。南、東二壁各有絳羅帳,帳角懸鈴,上有金銀交錯。各有數侍婢使今。其饌有胡麻飯、山羊脯、牛肉,甚美。食畢,行酒。俄有群女持桃子,笑曰:「賀汝婿來。」酒酣作樂。夜後各就一帳宿,婉態殊絕。至十日,求還,苦留半年。氣候草木是春時,百鳥啼鳴,更懷鄉,歸思甚苦。女遂相送,指示歸路。既還,鄉邑零落,已十世矣。(一)(明鈔本《太平廣記》六一)
--佚文

 汉明帝永平五年,剡县刘晨(一作晟)、阮肇共入天台山取谷皮,迷不得返。经十余日,粮食乏尽,饥馁殆死。遥望山上有一桃树,大有子实,而绝岩邃涧,了无登路,攀葛乃得至,啖数枚而饥止体充,复下山持杯取水,欲盥漱,见芜菁叶从山眼流出,甚鲜新,复一杯流出,有胡麻糁。相谓曰:“此去人径不远。”度出一大谿,谿边有二女子,姿质妙,绝见二人持杯出,便笑曰:“刘阮二郎捉向所流杯来。”晨、肇既不识之,二女便呼其姓,如与有旧,相见忻喜。问来何晚,即因要还家,家筒瓦屋,南壁及东壁下各有一大床,皆施绛罗帐,角县铃上金银交错,床头各十侍婢,便敕云:“刘、阮二郎经涉山阻,向西得琼实,犹尚虚弊,可速作食。”有胡麻饭、山羊脯甚美,食毕行酒,有群女来,各持三五桃子,笑而言:“贺女婿来”。酒甘作乐,刘阮忻怖交并。至暮,令各就一帐宿,女往就之,言声清婉,令人忘忧。至十日后,欲求还去,女云:“君已来此,乃宿福所招,与仙女交接,流俗何所乐哉。”遂住半年,天气常如二三月。晨、肇求归不已。女仍仙主,女子有三十人集会奏乐,共送刘阮,指示还路。既出,亲旧零落,邑屋全异,无复相识,问得七世孙,传闻上世入山,迷不得归。
--幽明录 南朝宋·刘义庆 (珽案:此条原抄本阙字甚多,今依《太平广记》一百十二卷校补)

  本篇选自刘义庆《幽明录》。《幽明录》所记的也是神鬼怪异之事,今佚。在鲁迅《古小说钩沉》中辑得佚文二百六十六条。小说写刘晨、阮肇入山遇仙结为夫妇的事。整个故事并没有什么怪异色彩,而是洋溢着浓厚的人情味。叙述细致动人、委婉入情。特别是仙女们的音容笑貌显得逼真动人。长期以来,这一故事广为流传,已成了后来文学作品中常用的典故,常称去而复来的人为“前度刘郎”。
   原文:
   汉明帝永平五年,剡县刘晨、阮肇共入天台山取谷皮,迷不得返。经十三日,粮食乏尽,饥馁殆死。遥望山上,有一桃树,大有子实;而绝岩邃涧,永无登路。攀援藤葛,乃得至上。各啖数枚,而饥止体充。复下山,持杯取水,欲盥漱。见芜菁叶从山腹流出,甚鲜新,复一杯流出,有胡麻饭掺,相谓曰:“此知去人径不远。”便共没水,逆流二三里,得度山,出一大溪,溪边有二女子,姿质妙绝,见二人持杯出,便笑曰:“刘阮二郎,捉向所失流杯来⑥。”晨肇既不识之,缘二女便呼其姓,如似有旧,乃相见忻喜。问:“来何晚邪?”因邀还家。其家铜瓦屋。南壁及东壁下各有一大床,皆施绛罗帐,帐角悬铃,金银交错,床头各有十侍婢,敕云:“刘阮二郎,经涉山岨,向虽得琼实⑾,犹尚虚弊,可速作食。”食胡麻饭、山羊脯、牛肉,甚甘美。食毕行酒,有一群女来,各持五三桃子,笑而言:“贺汝婿来。”酒酣作乐,刘阮欣怖交并。至暮,令各就一帐宿,女往就之,言声清婉,令人忘忧。至十日后欲求还去,女云:“君已来是,宿福所牵⒁,何复欲还邪?”遂停半年。气候草木是春时,百鸟啼鸣,更怀悲思,求归甚苦。女曰:“罪牵君,当可如何?”遂呼前来女子,有三四十人,集会奏乐,共送刘阮,指示还路。既出,亲旧零落,邑屋改异,无复相识。问讯得七世孙,传闻上世入山,迷不得归。至晋太元八年,忽复去,不知何所。
   注释:
   永平五年;即公元六二年。
   剡(shan扇)县:今浙江省嵊县西南。天台山:浙江省天台县北。谷皮:楮(Chu楚,桑科,亦名构木)树的皮,它的纤维可以织布,也可以作纸浆。
   绝岩邃涧:陡峭的山峰,幽深的涧水。涧,山间流水的沟。 盥(guan贯):浇水洗手。 胡麻:芝麻。糁(san伞):饭粒。
   捉:拿。向:刚才。 如似有旧:似曾相识。旧,旧识,旧时相识的人。
   绛罗帐:红丝绸的帐子。绛,大红色。 山岨:山里险峻难行的地方。岨,戴土的石山。
   琼实:精美的果实。这里指上文刘阮两人所吃的桃子。 虚弊:指身体虚弱疲惫。 脯(fu府):干肉。
   宿福所牵:前生的福气把你牵引到这儿来的。 罪牵句:罪孽牵缠着你不放(指一定要回尘世),叫我有什么办法呢。
   晋太元八年:即公元三八三年。太元,晋武帝年号。
--刘阮遇仙


|
|

« 一次信頼性理論? | トップページ | 韓国語版ウィキぺディア [김치 (キムチ)] 訳文 »

中国語/漢文/中文」カテゴリの記事

大きなお世話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40172/15487648

この記事へのトラックバック一覧です: [幽明録 天台二女] に就いて:太平広記[幽明録]逸文[劉晨阮肇入天台]テキスト:

« 一次信頼性理論? | トップページ | 韓国語版ウィキぺディア [김치 (キムチ)] 訳文 »