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[大和物語] 第40段 (蛍): つゝめどもかくれぬものは夏蟲の身よりあまれるおもひなりけり

先程、キーフレーズ [大和物語 歌 蛍] で [nouse: [八代集秀逸]中のよみ人知らず歌リンク集] を訪問された方がいらしたようだが、このサイトには目指すものが見つからなかったはずで、残念なことをされたと思う。しかし、結局 [大和物語] 第40段には辿りつけたであろうか。

四十段
桂のみこに式部卿宮すみ給ける時、その宮にさぶらひけるうなひなん、このおとこみやをいとめでたしと思ひかけたてまつりたりけるをも、えしりたまはざりけり。螢のとびありきけるを、「かれとらへて」とこのわらはにのたまはせければ、汗袗(かざみ)の袖に螢をとらへて、つゝみて御覽ぜさすとてきこえさせける、
  つゝめどもかくれぬものは夏蟲の身よりあまれるおもひなりけり
--歌物語という「語り」~「大和物語」二十九段~五十四段

つまり、[後撰集209] の詞書と同じ物語だが、ほぼ「桂のみこに式部卿宮すみ給ける時、その宮にさぶらひけるうなひなん、このおとこみやをいとめでたしと思ひかけたてまつりたりけるをも、えしりたまはざりけり」のみが補足されているだけの訣だ。しかし、これだけのことで、情景が随分深くなっていて、私にはそのことが印象的だった。

なお、[国語の先生の為のテキストファイル集] にも [大和物語] が収められている。また、[古来風体抄 下] も参照すると良いかもしれない([2008-01-17 補足。本稿の内容に直接の関係はないが[古来風体抄 上] にもリンクを張っておく)。

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