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メモ:「ゐのあか」又は「あかゐ」の句を含む例文

ネット上で収集したもの。未校合。

紀貫之/古今404
志賀の山ごえにて、いしゐのもとにて物いひける人の別れけるをりによめる
    むすぶてのしづくににごる山の井のあかでも人にわかれぬるかな
--千人万首

後深草院少将内侍/続古今1352
    ちぎりあらばまたもむすばん山の井のあかでわかれし影なわすれそ
--千人万首

前大僧正慈円/新古今集第3巻258
五十首哥たてまつりし時
    むすぶてにかげみだれゆく山の井のあかでも月のかたぶきにける
--バージニア大学・ピッツバーグ大学日本語テキスト・イニシアティヴ

西行/山家集1038:
    岩にせくあか井の水のわりなきは心すめともやどる月かな
--西行法師全歌集

石清水若宮歌合/00064
    ちりつもる桜にうつむ山の井のあかてもくるる花の色かな
--時代統合情報システム

宗長句集 老耳 天理本/00095
    ほとときす-やまのゐのあかぬ-はつねかな
--時代統合情報システム

宝治百首(宝治御百首)/02270
[詞書]豊明節会
    をみ衣すれる山ゐのあかひものとけし昔や今夜なるらん
--時代統合情報システム

寛文年間百韻[おいせしと]/075-076
    つきふけて-けたものかよふ-いはつたひ
    くむそてたえし-あかゐすさまし
--時代統合情報システム

頓阿勝負付歌合/00051
    さゆるよは-あかゐのみつの-あさこほり-われよりさきに-はやむすひけり
--時代統合情報システム

参考:二月堂縁起絵巻
実忠和尚二七ヶ日夜の行法の間、来臨影向の諸神一万三千七百余座、その名をしるして神名帳を定(さだめ)しに、若狭国(わかさのくに)に遠敷(おにう)明神と云う神います。遠敷河を領して魚を取りて遅参す。神、是をなげきいたみて、其をこたりに、道場のほとりに香水を出して奉るべきよしを、懇(ねんごろに)に和尚にしめし給ひしかば、黒白二の鵜(う)、にはかに岩の中より飛出(とびいで)て、かたはらの樹にゐる。その二の跡より、いみじくたぐひなき甘泉わき出(いで)たり。石をたたみて閼伽井とす。
--東大寺二月堂修二会お水取り


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